●矯正料金

  治療費用
矯正料金 30万(1期、2期とも含まれています)
検査料金 3万
処置料金 3000
相談料金 無料
割引 兄弟、家族、紹介割引有、
分割 無利子
  2期治療費は請求されることはありません。

 

●低料金にこだわる
「こだわり」は自信ない、劣等感の防衛機制だという。そんなこというのは、Freudくらいしかいないと思うが。注意力欠損多動症という発達障害をかかえる私は、授業中、読書に熱中していた。授業中に笑いをこらえて読んでいた筒井康隆に感化され、ジャズおたくに、なっていた。漫画家でジャズ評論家のラズウェル細井(本名、窪田京一)は中学校時代の同級生だ。昆虫、ジャズと趣味も似ている。クラブも同じバレーボール部で、背の高い、窪田君はアタッカー、チビでネットに手が届かない私は、玉拾い、補欠の補欠。根性なしでいい加減な私は、ほとんどクラブをさぼっていた。。それでも、顧問の高梨先生は、私を叱ることなく、励ましかばってくれた。私が英語が好きなのは、中学3年間、高梨先生に英語を習っていたからだ。理科の川島先生、社会の五賀先生、英語の高梨先生によって、私のリベラルな思考回路が形成された。彼の漫画「ときめきジャズタイム」は何度も繰り返し読みしている。最近、料理や酒の漫画を書いている。コンビニで彼の漫画を見かけるとすぐ買ってしまう。早稲田大学の漫画研に入ってしまって漫画を書き始めたらしい。クラブ合宿で、コールトレーンの「OM」で、クラブ員を起こしていたという。相変わらずだ、茶目っ気たっぷりの中学時代を思い出し、噴き出した。ばかな私は、落穂ひろいの高校に、彼は進学校に進んだので、それ以来、見ていない。患者さんの小林由美さんが来院し、「今夜、梅津和時をコンサートやるの」という。私は、彼女の歯並びを矯正治療していたのだ。「まさか、小田原に梅津和時さんがくるなんて」また、小林さんがジャズファンであることも知らなかった。小林さんも私がジャズおたくだということを知らなかった。うるさいジャズが流れている診療室というくらいだったのだろう。「なんでもっと早く言ってくれないの?」と苦言、予定をキャンセルして、梅津和時さんのライブに行った。RCサクセションや生活向上委員会を率いる素晴らしいPlayerだというのに、観客は10人満たなかった。主催した小林さんに「これしか観客を集めないなんて、梅津さんに失礼だ」と口走ってしまった。私は、思ったことを抑えることなしに、口にしてしまう悪い癖がある、ただの馬鹿なんだが、私の抑制系の脳、前頭葉が弱いのだ。梅津さんは「そんなことないよ」と小林さんをかばった。「交通費さえ出してくれれば、ギャラ無しでどこにでも行くよ(演奏しに)」と言っていた。私は、貧乏人の小林さんから矯正料金をとっていたので、梅津さんの言葉は、耳が痛かった。私は、全国各地に矯正治療のアルバイトに行くが、交通費以外に、日給ももらっている。梅津さんは、少ない私たちお客さんに夜遅く迄付き合って、色んな話を聞かせてくれた。アフリカでのコンサート後に、毛虫を食わされたこと、富樫雅彦さんと共演すると、金縛りにあい、全身から冷や汗が出てしまうことなど興味深い話をたくさん聞かせてくれた。私たちお客を非常に大切にして楽しませてくれた。私は、たった1回のコンサートに行っただけなのに、毎年、年賀状がくる。彼の著書、「いつだっていい加減」を読んだ。私こそ「何時だっていい加減」だが、梅津さんこそ「何時だって誠実」だ。私も歯並びが悪い人に、「材料代だけで矯正してあげるよ」、矯正患者で悩んでいる歯医者さんに「交通費だけで矯正治療のアルバイトに行くよ」と言えるようにならねば。還暦。診療所も老朽化、もちろん、腕の方も時代遅れ、頭も悪い。だったら「日本一の低料金の歯科医になるしかない」と思ったすばらしい一夜でした。私の息子は重度の脳性麻痺、サイコパス性が強い私は、つい、自分の子どもを殺したくなる、死んでほしいと思ってしまう。北海道で、不正咬合を持つ母親が、歯科医院から高額な治療費を請求され、子供を殺したその気持ち私は理解できる。安倍首相は、大企業、兵器を作る企業、裕福層に共感しているのは解かるが、下層の人たちに共感性は全くない。唇裂、口蓋裂、障害を持つ人、不正が酷い人、お金がない生活保護を受けている人、移民の人、無料で矯正治療させてください。小林真由美さんに、感謝、感激、感動!小林さん、今、どこいるの?まだ、生きてるの?ジャズコンサートに連れてってくれる横浜の武藤美恵子さん、また、コンサートに連れてってください。ジャズのこと、いろいろ教えてください、また、ジャズ談義に付き合ってください。


梅津和時さんと、憧れの梅津さんとお話しできて、上機嫌の私、右端はギタリストの木戸さん